災害時、外国人が必要な情報とは何か?
静岡県立駿河総合高等学校(協力:静岡大学国際連携推進機構)
対象災害:災害全般
災害時、外国人が必要な情報とは何か?
静岡県立駿河総合高等学校(協力:静岡大学国際連携推進機構)
対象災害:災害全般
災害時における外国人特有のニーズを調査したところ、正確で分かりやすい情報や、言葉の壁があっても利用できる支援体制の提供が求められていることが判明した。これをふまえ、正確な情報を得られるアプリ、緊急時も利用できるサービス、公衆電話や避難場所のマップなどを掲載したリーフレットを制作した。リーフレット内ではやさしい日本語やふりがなの使用、英語の併記、イラストの活用を行い、読みやすさを担保した。
災害時における外国人特有のニーズを調査し、その内容をふまえたリーフレットを制作した。
事前調査では、災害時の不安要素として、言語が分からない、避難場所が分からない、家族と連絡が取れない、避難行動の取り方が分からない、災害時に学校外で頼れる人がいないことなどが挙がった。そのため、リーフレットを作成して災害時に必要な情報をまとめることで、外国人のパニックを防げるのではないかと考えた。
そのうえで、①災害に関する情報をどこから得ているか、②災害に関して不安に思っていること、③災害時に求めるサービスを留学生や外国人、外国在住経験者を対象にしたアンケートで調査した。その結果、①多くの人がインターネットから情報を得ていること(58.8%)、②避難時の行動が分からない(40%)、知り合いと連絡を取れるか不安(26.7%)などと情報不足や言葉の壁が強い不安になっていること、③翻訳サービス(46.2%)や災害時の行動を教えてくれるサービス(30.8%)が求められていることが判明した。この結果から、正確で分かりやすい情報や、言葉の壁があっても利用できる支援体制の提供が災害時の安心につながることが分かった。
以上の結果をふまえリーフレットの作成を行った。リーフレットには、正確な情報を得られるアプリや、緊急時も利用できるサービスを独自に調べて掲載した。インターネット上には多くの情報があり翻訳も利用できるが、情報の信憑性が低い場合があるためである。加えて、公衆電話や避難場所を掲載したマップも掲載した。また、リーフレット全体において、やさしい日本語やふりがなの使用、英語の併記、イラストの活用を行い、読みやすさを担保した。
今後は、地域の店舗や区役所にリーフレットの掲載や設置、配布を依頼していきたい。
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