ぼくらの防災会議 活動報告
私立静岡サレジオ高等学校
対象災害:災害全般
ぼくらの防災会議 活動報告
私立静岡サレジオ高等学校
対象災害:災害全般
部活動として校内外で様々な実践を行い、もしもの時に普通の人でもできることを学んでいる。校内では、浸水防止のための土嚢づくり、ガス漏れや不審者などを想定した緊急時の対応訓練、廃棄机を利用した防犯用シールドづくり、学園が備蓄する防災食改善のための取り組みを行っている。校外では、地域防災訓練やアースカレッジにおいて参加者へ救命措置などの指導を行っている。
「ぼくらの防災会議」は毎週木曜に活動している校内のグループで、もしもの時に普通の人でもできることを実践と振り返りを通して学んでいる。様々な体験を通して、体力に自信がない人も含め、自分にもできることを見つけている。
① 地域防災訓練
地域防災訓練に指導員として参加し、AEDの使用方法や胸骨圧迫の実演指導を行った。一方的に指導を行うのではなく、参加者にも人形で体験してもらう形式をとった。賞味期限が近くなった非常食の配布も行い、防災食を身近に感じることができた。消防団からは止血に用いる三角巾の使い方も指導してもらった。
② 緊急時の対応訓練
家庭科室でガス漏れが発生した、教員不在の際に不審者が来た、など様々なシチュエーションを想定した対応訓練を行っている。ワークシートでプランニングを行い、後日振り返りを行うようにしている。
③ 土嚢づくり
豪雨の影響で更衣室が水浸しになったことがきっかけで行うようになった。運動場の隅で余っていた砂を活用して土嚢を作ったところ、翌年以降浸水を防ぐことができた。身近な問題を自分たちの手で解決できた経験だった。
④ アースカレッジ
アースカレッジは、文化活動に関するものづくりや体験、講座を行うイベント。「ぼくらの防災会議」としては、仮設トイレの設置や救命処置の一連の流れを指導した。参加者は防災への関心が高く、刺激を受けた。
⑤ 防犯用シールド(盾)作り
防犯も防災の一部として捉えて取り組みを行った。②で行った不審者訓練をふまえ、廃棄する机をリメイクして防犯用シールドを制作した。防犯具と比べると体力や使用経験の影響が少ないうえ、1個約1,000円で制作でき低コスト。高校のほか、付属の幼稚園・小学校・中学校にそれぞれ4個ずつ設置した。
⑥ 防災食会議
味や満足感、アレルギーや作りやすさの面から見直しを行い、学校の備蓄品も変更した。賞味期限が近い防災食は修道院などに寄付した。
今後は福島スタディーツアーの開催を予定している。東日本大震災の被災地を訪れ、より関心を深めたい。
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